OISTの概要
(2021年5月)
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は科学分野の5年一貫制博士課程を置く学際的な大学院大学です。
国内外から優れた教員、学生、ポスドクフェロー及び職員を採用することで真に国際的な環境を形成し、 科学分野間の伝統的な境界線を越えた新たな枠組みを構築して卓越した研究及び教育、並びに イノベーションの創出を行います。
本学は、沖縄県の自立的発展及び世界的な科学技術の発展に貢献することを目的として日本政府の主導 により創設されました。
本学のビジョン
人類のための知の前進
本学が重視する価値
卓越性・他者の尊重・責任感・透明性・持続可能性・多様性・勇気・自由、これらが本学の全ての行動の基盤となる
本学のミッション
先駆的大学院大学として、科学的知見の最先端を切り拓く研究を行い、次世代の科学研究をリードする研究者を育て、 沖縄におけるイノベーションを促進する拠点としての役割を果たす
これまでの成果
- 「ネイチャー・インデックス2019」で国内1位(正規化ランキング)
- 「ネイチャー・インデックス2019」で世界9位(正規化ランキング)
- 特許数149件
- 技術開発のための資金14億円を外部調達
研究
教員数と同数の82の研究ユニットでは学際的なアプローチを重視していて、博士課程の学生には、 科学技術の異なる分野が交わる領域を探求することを奨励しています。
- 化学
- 工学・応用科学
- 環境・生態学
- 海洋科学
- 数学・計算科学
- 分子・細胞・発生生物学
- 神経科学
- 物理学
学生
- 45ヶ国・地域の博士課程学生226名
- 外国人比率84%
- 女性比率42%
教職員
- 58ヶ国・地域の教員84名及び職員927名
- 外国人比率41%
- 女性比率54%
OISTは 私立学校法 に基づく独立したガバナンスと、内閣府からの補助金によって運営されている私立大学で、 ノーベル賞受賞者をはじめ、科学・ビジネス・教育界の世界的リーダーがメンバーとして名を連ねる理事会と 評議員会が管理を行っています。